【高校生へ】東大ツアーでみた、地方
ちょっと前の話になりましたが、今週の火曜日(1日)に東大ツアーなるものがありました。
東大ツアーって何ぞ?
東大ツアーとは、まあいわゆる、「地方の高校が、東大志望の生徒をつれてきて先輩の話やら聞く」ってイベント。
安さが取り柄、あの大学生協の食堂が大盛況。
オープンキャンパスとあわせて実施されることが多いですね。夏の風物詩。
そこで高校生と話してみた
まあせっかくの機会ですし、僕もお呼ばれしたので、話したいことを話してみました。
高校生の悩みって、いたって単純。
- 文理選択に悩む……
- 志望校に悩む……
が、諸悪の根源。
これが決まってる人は、まあボチボチ悩むにしても、ヤバイ顔はしていない。
でも、ここで引っ掛かってしまっている人は、なかなか抜け出せなさそうな顔。
世界は広いぞ。
これは地方に限る話じゃないのだろうけど、どうしても「高校」というひとつのコミュニティがおおきくなってしまう気がする。
うちは幸いにも進学校だから、道を外れたりこぼれたりというのが表だってみえない。いるのかもしれないけど、取り上げられない。
もちろん、いまという時間を全力でいきることは、とても大事。
いま考えうる範囲で「頑張ってる」と思えばOK。
でも、ほかにも世界はある。
高校生が、それも地方で、手に入れられる情報なんて、たかがしれている。
本当は、東京からぼくらが情報を渡していかないといけない。
それをもらうのは、若ければ若いほどいい。
でも、それは時間がかかること。
まずは、
「大学生になれば、見えないものが見えるようになる。違うところにいけば、選択肢が増える。だから、いまはいま思うベストをつくせばいい。いきる方向性なんて、いつでも変えられる。ほんとうにやりたいと思ったときに、やれるように、なにかを達成する癖をつけてほしい」
と、いうことを伝えたいなと。
そう思ってしゃべってたんですが、時間切れ。
いやもう高校生の多いこと多いこと。
みんな、いいねー。
熊本に戻ったときは、またいろいろ話さないとな、と思った次第です。
献本しました。
熊本高校に3冊、「やってはいけない勉強法」を僭越ながら寄贈させてもらいました。
勉強相談が受けられるQRコードがついてるので、ぜひ。
あ、スマホ学校じゃ使えないんだった。あっちゃー。
まあ、質問もらえればここでも答えるので。
あと、大学受験オンライン戦略会議のほうも、よろしく。有益な勉強法が、するする出てきます。
来週は、地元の塾の東大ツアーらしい。そちらでは、もっとがっつりしゃべれそう。