はっしーのゼロからCTO日記

とあるベンチャー企業で、知識ゼロからのCTO就任を目指すはっしーのブログです。技術・経営・その他思ったことを垂れ流します。

意識高い系の生態

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おなかがすきました。
 
こういうブログをかいていると、(おもに学生界隈から)「意識高いねーあはは」といわれる機会がふえましたね。
 
で、世にいう「意識高い系」って、誰のことかなあ、と思うわけですね。
 

そもそもなによ、意識高いって。

 
 
この問題掘り下げると、意識ってなに?というところから始まるわけです()
 
成長したいという意識?身分不相応のことに手を出していること?一歩早く社会に踏み出していること?
 
自分の中では「ステレオタイプから離れてよくわかんないけどすごいことやってる人」のイメージ。
 
 

でも、ほんと?

 
ところがどっこい。ほんとにそれが「意識高い」なの?って話で。
 
結論から言ってしまうと、「別にどうでもよくね?」ってこと。
 
だってさー。意識が高かろうが低かろうが(?)生きていけるわけだし、就活するわけだし。
 
まじめに大学行って授業受けたり、就活がんばって内定とるのに必死になってるのも、十分「意識高い」よね。
 
自分のやりたいこと、自分の将来のために行動している、というだけの話な気がする。
 
別にそれを振りかざさなくても(そんなひと見たことはないけど)いいし、それを「うえーおまえ意識高いな」とあおるのもあほくさい。人をたたく暇があったら自分のケツたたいたほうが自分のためになるよね。
 
意識が高かろうが低かろうが、結局は自分の将来のことを考えるんだから、どっちだっていいじゃん。どっちもくそもないよ。
 
 

自分から外に向かっている「意識高い」は、レベルが違う。

 
 
とはいいつつ、ひとつだけ例外があってだね。
 
今までは、「自分の将来」「自分のやりたいこと」だから勝手にしろや、って話だったけど、
 
そうじゃなくて、「ほかのひと」のためにやっている「意識高い」は、圧倒的なパワーを持ってるよね。
 
正直、自分たちのための「意識高い」は無駄。
 
それならたたかれてしかるべき(とまではいわないけど、まあ少なくともたたかれても「ほーん」としか思わない)。
 
自分のためにやっていることが、ちゃんとほかのひとの役に立っていれば、いいんじゃないかな。
 
おわり。
 
 

【引用】CTOとしてあるべき姿は?将来のキャリアは?

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たまたま見つけた記事。
キャリアハックさんの記事です。

careerhack.en-japan.com



感想が稚拙ですが()、インタビュイの方はいいことを言っています。

そもそもCTOという字面にひかれてしまったので読んだのですが、まあ、すごい、この人。

特に感じた部分を引用。

「自分には何もない」といった焦りがあった。すべてを失ってゼロになってしまう、あの感覚は二度と味わいたくないですね。

 



トライアスロンバリバリから、けがをして、「何もない!」とおもう気持ちがすごい。でも確かに「勉強しかできない、このままもし勉強が使えなくなったらやばい」というのは、かんがえたことがある。

プログラミングができる、そして事業が好き。これを掛け算すると「エンジニアを束ねるマネージャー」みたいな仕事がいいんじゃないか?と。

 



これ、めっちゃ大事。とくに今後の日本で。

これができる人、少ないんじゃないかな、と。

でも、CXOにつくのであれば少なくとも必須。

CTOがプログラミングだけできても、ダメ。

かけあわせれば、組み合わせなんて無限にあるわけだ。

そこから価値を掘り出すのって、案外むずかしくなかったりする。

仕事なんでいくらでもある。新しい価値をつくることができる。


この方、着実にPDCAを回していくことしか考えていない、という感じですが、これからの仕事はまさにその繰り返し。もちろん、この人だって「世界を変えたい」という思いは持っていらっしゃる(見出しがすごいミスリードですが、本文では言っていますよ)。

この3年のサイクルをずっと続けていく。困難な課題にチャレンジし続ける。これが僕の夢ですし、それが継続できたら凄く楽しい人生になるんじゃないかな、と。もちろん「世界を変えたい」といった思いはありますが、そういった大それた目標もより、まずはこの3年、という感じですね。

 



常に未来絵図を描きつつ、それに向かってやりたいこと、やるべきことをひたすら積み上げていく。

かっこいい。
 
CTOにもなれば、そうやって自分で未来を描くことが必須。
 
最近、おこたってるなあ。

時間を取引?「タイムバンク」なるものが出るらしい


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まーた、ヤバいサービスがはじまるみたいです。

 

まずは、こちら。

 

 

www.metaps.com

 

タップスという会社が、「自分の時間を10秒単位で取引する」タイムバンクというサービスをリリース予定とのこと。

 

タイムバンクは、技術者、経営者、アスリート、歌手等、「専門家」と呼ばれる方々の空いている時間を、一般の「消費者」が購入、使用、売却、保有する事ができる「時間」の取引所になります。
 タイムバンクにおいて、「専門家」は自分が最も価値を発揮できる用途で「時間」を売り出すことができ、「消費者」は主に以下の4つのことが実現可能です。

1)時間を買う:興味のある専門家が発行(販売)する時間を購入できます。
2)時間を使う:購入した時間は指定された用途で使用することができます。
3)時間を売る:買ったけど使わない時間は欲しい人に売ることができます。
4)時間を持つ:時間発行者を長期的に応援したい場合は時間を持ち続けることもできます。

 

(メタップス プレスリリースより)

 

何がすごいの?

この「タイムバンク」、はっきりいって「???」な人も多いかと。

 

タイムバンクは、技術者、経営者、アスリート、歌手等、「専門家」と呼ばれる方々の空いている時間を、一般の「消費者」が購入、使用、売却、保有する事ができる「時間」の取引所になります。

(メタップス プレスリリースより)

 

そう、だいじなのは「時間」を取引する、ということ。

 

いままでは、「◯◯のライブ!」とかいうと、そのライブ1回につきチケット代いくら、みたいな状態。

 

お仕事だって、「はい、あなたはこのくらい働いたからこれだけのお給料」というふうになる。

 

これがどうかわるのか?なにがちがうのかというと、

 

ライブだと、「このめっちゃ歌うまいしファンサービスもいい人気のある人が、これだけ時間を使っているからチケット代いくら」とか。

稼ぐがわだって、「きみは世間からこう評価されてるね。現にこれだけ人気があるんだから、時間あたりこのくらいもらえるよ」となる。

 

「自分の価値」がますます見られる。

何が大きくちがうかって、価値の単位が「個人」になる、ということ。

 

いくら一生懸命働いたって、「その人が」「どのくらい世間に評価されてるか」によってすべて決まる。

サラリーマンだって、いままで「上司にうまくついて、社内での評価をあげる」ことで昇給してたものが、「顧客から信頼を勝ち取」ればその分だけ報酬(ここでいう市場価値)が上がるというわけ。

 

いままで「間接的」な要素でしかなかった「顧客の声」が、「直接的」に反映されて、おかねという「見える」ものになっていく。

 

いつぞや紹介したVALUも、自分の価値が顧客によって決められるものだったけど、それが「時間」というさらにみえないもの、それでも「感じやすいもの」を通してみえるようになる。

 

それがどうしたの?なにがかわるの?

 

まあ、VALUの衝撃が強すぎて、なかなか浮上はしないかな、とは思いますが。

でも、「時間」という「感じやすいもの」「手に取りやすいもの」をつかうことで、よりライトなユーザーに指示されるような気はします。

 

これが広がると、どうなるのか?

エグい時代になります。

 

信頼と信用、実績と人気がないと、お金がもらえない。

より、能動的な活動が求められるようになる。

 

じぶんでじぶんの価値をみつけて、高めることが求められるようになる。

 

さいわい、VALUもタイムバンクも、じぶんの得意なところ、やりたいところで勝負させてもらえる。

 

 消費者が購入した「時間」の用途の例としては、相談・コンサルティングの依頼、講演・取材・登壇への参加、ランチ・ディナーへの招待、ライブイベントやサロンへの招待など、時間を発行した「専門家」の得意なことに合わせて設定することができます。

 

つまり、「やりたいことをとことんつめて、顧客に喜んでもらうこと」至上命題

 

なかなか、本質的。

 

絶対淘汰される人がいるいっぽうで、いままで腐ってた人たちにもチャンスがある。

 

いい人だけど、野望がある人、そんな人が勝てる時代になる。

 

働きかたも、お金の動きかたも、変わっているんです。

なにかを「つくる」しごと

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まずは、このデータをみてくださいな。
 
 
 
また、これにかんする中村伊知哉さんのツイート。
 
 
これをみて、みなさんはどういう感想をいだいたでしょうか。
 

問題は「創造的なしごとがない」「将来の準備をしていない」

 
この資料で明らかになったのが、「明確な自己否定」「将来への漠然とした不安」「それなのに準備ができない」という3点セット。
 

明確な自己否定

 
まあ、実際「クリエイティビティがある日本人」だと、外国からは思われている節があるようです。それでも、自分は独創的だ!といえる人は、少ない。
 
まあ、ほかの国も半分くらいなんですけど、日本に至っては1割もいない。
 

将来への漠然とした不安

 
何かを「作る」仕事にはつかない。
まあ、聞き方の問題もあるのかな、とは思いますが。
 
でも、仕事はする。
 

それなのに準備ができない

 
そう、それでも、将来のための準備はしていない。

なぜこれが「問題」?

 
「いや、べつにつくらない仕事なんていっぱいあるやん」「営業とかのほうが王道」「つくるしごとのほうが稼げなさそう」
 
なんてのは、ちと短絡的。
 
それは、いまの話。
 
2017年の話。
 
この世代がバリバリ働くのは、10年後。
 
10年後、おなじ未来があるか?
 
 
否。
 
 
10年前なんてスマホすらあったか怪しい。
 
それがいまや国民皆スマホ時代。
 
このくらいの変化なら、すぐに起こりえる時代なんですね。
 
注目の人工知能なんかが、すぐ駆逐する時代。
 
とってかわられる仕事も、おおいはず。
 
となると、求められるのは「なにかをつくりだす」こと。
 
 

とはいえ、ね。

 
もちろん「お前らには創造性がない!」「もっとクリエイティブな仕事につけ!」なんてのもナンセンスだけどね。
 
やりたいしごとをやるのがいちばん。
 
ただ、今後そういう「つくる」仕事が増えるよ、ということだけ。
 
選択肢は広く。
 
 
 

多くの人に見てほしければ、見てほしい人をしぼれ

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こうやって週3でブログを書いていけば、8カ月で100記事突破するんですね。継続ってすごい。
 
そんな私も、わが社も、いわばメディアに生きる行動体でありまして。
 
見る人に価値を与える(あんまりこの表現も、使いすぎると安っぽくなってよくない気がするのですが)手段として、我々はWeb上のメディアを選んだわけです。
 
そのいっぽうで、これらのメディアを見てくれている人も、いるわけですよね。
 
どうやったら、メディアで効率よく価値を与えることができるのでしょうか?
 

見る人を「しぼる」

 
ここで考えなければいけないのが、「こういう人に見てほしい」というのを1つにしぼること。
 
「え、いっぱいいたほうが、いろんな人に見てもらえるじゃん!」というのは、間違い。
 
例えば。
 
めっちゃ甘いカレーと、どっちともいえないカレーと、めっちゃ辛いカレー。
 
「甘いものが食べたい!」という人は何を食べるかって、めっちゃ甘いカレーをたべる。
 
「辛いものが食べたい!」という人は、もちろんめっちゃ辛いカレーをたべる。
 
どっちでもない人は?
 
とりあえず、どれかを食べる。
 
甘いのも辛いのもそんなに好きではないけど、カレーを食べたいから、まんなかを食べる。
 
でも、「絶対食べたい!」わけではないから、すぐ、忘れ去られる。
 
めっちゃ甘いカレーと、めっちゃ辛いカレーは、それが食べたい!というファンがつく。
 
学校の先生とかも、そうじゃないですか?
 
変で頭おかしな先生とか、めっちゃ厳しい先生とかに比べて、何のへんてつもないけど、まあ嫌う人はいないだろうな、という先生、覚えてますか?
 
たぶん、覚えてない。
 
もちろん、激甘のカレーも、嫌いな人はいっぱいいる。僕も嫌い。でも、同じくらい好きな人もいる。足したらゼロになるんじゃないかな。
 
おなじ「足してゼロ」でも、「めっちゃすき」な人がいっぱいいるほうが、「なにも思わない」真ん中の人しかいないより、「愛される」し、「目立つ」
 
人の選びかたって、そんなもん。
 
 
だから、しぼる。
 
この人には別に響かなくてもいいけど、この人にだけは絶対伝える。響かせる。
 
そういう気持ちで、メディアを作っています。
 

できるかできないかわかることが成長。

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こんばんは。眠いですね。眠くない?
 
以前に引き続き、「テクノロジーへの抵抗感」の話から。
 
それ何?って人は、まず前の記事を読むといいと思うよ。
 
 
んで、何の話かというと、要は「とりあえずやってみようよ、案外簡単だよ」という話でしたね。
 
 

なんでやったほうがいいの?

 
そこまでして「やったほうがいい」「一度やるべき」というのはなぜか?
 
理由は簡単。
 
「自分がどのくらい頑張ればできるようになるのか?」がわかるから。
 
自分ができないこと・労力がかかることは、しっかり時間をかけて取り組まないといけないですよね。
 
例えば、勉強。
 
あなたは帰国子女です。
 
英語が得意というよりもはや日本語よりできるんじゃないか説があるのに、英語の勉強をしますか?
 
しないですよね。
 
英語するくらいなら、ニガテな国語の勉強だったり、時間のかかる数学やったり、をしてみるわけです。
 
でも、「国語がニガテ!数学はちゃんとやんないとまずそう!」って、なんでわかったの?
 
英語しばらくいいやって、なんで思ったの?
 
それは、「やってみた」から。
 
英語の授業も、数学の授業も、受けたんですよね?
 
受けてみてはじめて、「あ、これならいけるわ」「やーきびしい」ってのがわかってくるわけですよね。
 
これと同じ理屈。
 
そもそもやってみないと、どのくらい自分ができないのか?逆にできるのか?わからないわけです。
 
 
僕の場合は、「ひー!HTML!CSS!JS!Ruby!C!なんなんだ!」状態から、いくつかやってみて「あーまあ、なるほどね、HTMLとCSSはググればいけるやん、JSだけちょい頑張らないとな」というのがわかったわけです(個人の感想です)。
 
つまり、僕がこれからやるべきは、「JSを(必要に応じて)本腰入れて学ぶ」ということ。
 
そして、「ほかの言語について、とりあえず触れてみる」ということ。
 
こうやって、「次に何をすればいいか」がわかるようになると強い。
 
だから、「まずやってみて、できるかできないかを判断する」ことが大事。
 
それだけで、圧倒的成長。

「場の価値」って?オンラインサロンに思う

オンラインサロン??

 

話題の?ツイートから紹介。

 

 

LINEの田端さんのツイートです。

 

オンラインサロンというのは、まあ簡単に言えば、サークルですね(雑)

 

お金を払えば、限定のLINEグループなり、Facebookページなり(わかりやすい例です)そういうプラットフォームに入れるというシステム。

 

そこに自己紹介(+VALUに関する自分の宣伝)をしたら、はじかれたという話。 これについて、いろいろな有名ブロガー様の意見。

 

あっと、VALUに関してはまたこんど書きますけど、簡単に言えば「個人が上場できるシステム」とでも言いましょうか。

 

勝手に拝借してすみません。 ツイッターより引用です。

 

 

 

 

はあちゅうさんばっかりだ……

そしてイケハヤさん安定の「うちは~」。

 

要は、サロンという場がひとつの「価値」になっているのだから、その価値を最大限高めるような使い方をしないといけない、というのが一般論で、田端さんが言いたいのも、そうした「価値」を感じてくれている人が集まっているのだから、その価値に見合う設計を運営側もしないとね、という訴え。

 

はあちゅうさんが言いたいのは、その「価値」を与えていくのが優先。もとを取ろうなんて思って生き急ぐと哀れだよ、ということ。

 

なんか前も言いましたね。

 

ctohassy.hatenablog.com

 

これ。 まあ、きちんと信頼を築き上げることが先決。

 

場のために発言をしていれば、どこかでふわっと拡散してもらえたり、助けてもらえたり、人をつなげてもらえたり。 そういうのが、オンラインサロンのいいところ。 いままでは可視化されなかった「場」「人脈」というものに、正当な対価が発生しているんですね。

 

そういうシステムが着実に売り上げを伸ばしていく世の中に、なってきているということ。

 

やっぱり世の中は変わっているのだなあ。

 

と、いうことで、 このブログでも、しっかり皆さんに価値があることを発信していければと思っております。

 

 

せっかくやる以上、ただの日記じゃ面白くないからね。

 

自社のメディアも、そんな感じ。

 

そんな考え方で仕事したい大学生とか、インターン来てくれるといいな。

 

追記

VALUってなんやねん、オンラインサロンってなんやねん、って人は難しいかも、という指摘があったので、解説。

 

VALUってのは、個人として上場した人たちの仮想株式(VA)を買ったり、また自分で上場して売ったりする場所

簡単に言えば、個人版上場システムといったところかな(ここからピンとこない人は、ごめんなさい)。

個人の「価値」がいくつかの側面から数値化されるというシステム。

このことはまた今度詳しく書くね。

夜間はメンテナンス中。

valu.is

 

んで、オンラインサロンってのは、このVALUでいうと「その人の株を買った人だけが見れるコンテンツを流す場所」みたいな感じ。

ある人が主催して、いろいろな意見や知見を共有して、学びを深めていく場

キングコング西野とか、ホリエモンとかもやっているよね。

大物がやると、得られる学びやコミュニティの価値も上がる(と一般的には思われている)から、それにお金を出してまで参加しよう、という人もいる。

審査があるところもあるみたいだけどね。

 

質問受けます。コメントにて。